母の生と死に向き合う。

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母のこと

第3話 もともとは、元気そのもの

更新日:

3月29日。
これまで、週末になると
だんなさんは週明けまで仕事にかかるので、
私は子供を二人連れて、実家に帰っていました。

昼間は母も一緒に公園に行き、
夜はご飯をいただいて、お風呂に入らせてもらい、
9時ごろ家に帰るというパターンでした。

うちは年子なので、とくに赤ちゃんの頃は
本当に助かりました。

少し前までは派手なスポーツウェアを着て体操教室に通い、
食事にも体にも気を使い、
強気で、口も達者だった母。
誰が見ても、元気そのものでした。

けれどこの頃になって、母の体力が
少し、なさげな感じがしました。

元気だった人が、そうでなくなる、というのは
ちょっと最初は信じられませんでしたが
人間誰だって疲れるときもあるし、と思い直し
子供を連れていく時間をだんだん減らしていきました。

最後に食べた母の手料理は、あさりのスパゲッティでした。
偶然写真を撮っていたので、載せます。

「これがずっと食べたかったのよ」と母。
「あさりは嫌いだから入れんといて」と父。
「えー。おいしいじゃん、あさり」と私。

美味しかったよ。ありがとう、お母さん。



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